1981-11-06 第95回国会 衆議院 商工委員会エネルギー・鉱物資源問題小委員会 第1号
たとえば硝安、これは火薬用でございます。それからTDI、これはポリウレタンの原料でございます。そのほか化学繊維用ナイロン、アクリロニトリル等にも使われておりますし、また、MMA樹脂とか顔料等非常に幅広い工業薬品の原料に使われております。
たとえば硝安、これは火薬用でございます。それからTDI、これはポリウレタンの原料でございます。そのほか化学繊維用ナイロン、アクリロニトリル等にも使われておりますし、また、MMA樹脂とか顔料等非常に幅広い工業薬品の原料に使われております。
まず、電気税につきましては、硝安等八品目に係る非課税措置を廃止することといたしております。 また、ガス税につきましては、その負担の軽減を図るため、税率を二%に引き下げ、昭和五十二年一月一日から実施することといたしております。 その七は、軽油引取税についてであります。
三十八ページから四十ページの第四百八十九条第一項の改正は、産業用電気に係る電気税の非課税のうち、硝安等八品目に係る措置を廃止しようとするものであります。 四十ページから四十一ページの第四百九十条第二項の改正は、ガス税の税率を現行の三%から二%に引き上げようとするものであります。 次は、特別土地保有税の改正であります。
まず、電気税につきましては、硝安等八品目に係る非課税措置を廃止することといたしております。 また、ガス税につきましては、その負担の軽減を図るため、税率を二%に引き下げ、昭和五十二年一月一日から実施することといたしております。 その七は、軽油引取税についてであります。
ただいまお尋ねの新しい火薬の実験に関する事件は、埼玉県大宮市に所在いたします日本ユニゲル——ユニゲルというのは糊材でございますけれども、ユニゲルの製造会社が、御指摘のように栃木県の田沼町等におきまして、硝安、ユニゲル及びアルミ粉末を混合した新しい爆薬を製造いたしまして、爆発の実験ということで消費していた事案がございます。
この爆薬の材料というのは、硝安、すなわち硝酸アンモニウムに無機膠質のゲル剤、これは一種の粘土だそうでありますが、これを複合してスラリー状態に製造しておく。もう一つは、アルミの粉を用意し、これは装飾用にも使う銀粉でありまして、これ自体は爆発するものじゃありません。前の硝安は肥料でありまして、肥料に一種の粘土をまぜたからといって、これ自体が爆剤とはならない。
第一の問題は、窒素性肥料で年々、私の手元の資料によると、硫安で一トン当たり三ドル、それから硝安ではトン当たり大体二ドル、輸出カルテル競争が高まっていくわけですが、これは肥料工場の大型化とあわせて、こういうものすごいカルテル競争をして、どこまで輸出競争を続けようとするのか。そのことは国内農民に――ことしあたりも明白に言っておりますけれども、あらゆる農産物の生産パリティだけは上げない。
これは探鉱もあるだろうし、設備の近代化もあるだろうし、諸経費の節減も行なわれると思いますが、特にいま顕著になっているのは、私いろいろな委員会でたびたび言うように、硝安油剤爆薬、これがいま非常にコストダウンになる。何というか、従来の火薬の半分くらいでコストがあがる、こういうのがあることは、すでにもう局長も知っておるとおりであります。ところが東邦亜鉛の、あれは対馬鉱山ですかが非常に朝鮮に近いのです。
私どもも、この爆発性、危険性という点からいきますと、従来のダイナマイト等よりは落ちるわけでございますけれども、先ほどお話しございましたように、起爆剤を用いるとか、あるいはいろいろな補助手段と申しますか、そういうものが合わさって初めて危険性が出てくるという面もあるわけでございますけれども、ただ硝安だけでも、全然危険がないというわけのものでもございませんので、したがいまして実際の保安、取り締まりの設備基準
そこでもう一つ、私は技術的な問題でお聞きしたいことは、硝安油剤爆薬という名前になっているけれども、私は、これは爆薬ではない、爆薬の定義に入らぬと思うわけであります。爆剤ではあるけれども、補助剤であるけれども爆薬ではないと思うわけです。ところが、化学工業局は、これを爆薬と同じような扱いをしているわけですね。硝安油剤爆剤だと思うのです。
次に、私、質問したいのは、硝安油剤爆薬のことです。決算委員会で硝安油剤爆薬のことを聞きますというと、ちょっとちぐはぐな感じを受けると思いますが、国の予算の効率的な使用、こういう面では非常に重要な関連を持つから、私あえて聞きたいと思うわけであります。
もっと単価の安い、これは日本でもつくっていますよ、硝安油済潤爆薬、略称アンポ爆薬というものがあるわけです。コストについては正確な資料はここに持ってきておりませんが、持っております。通常のダイナマイト、カ−リットの半分ぐらいで済むわけです。製造工程も非常に原始的で、まぜるだけでも爆薬になるわけですね。そのものだけでは爆発しません。充てんして、ダイナマイトを基剤にして使えるわけです。
肥料の原料の硝安と油をまぜ合わせるだけで結晶になりますから、これは非常に画期的なものということになります。だから、これはやはり建設省で研究なんというものじゃない。もう少し原始的なもので、もうだれにもつくれるのですよ。もうつくっていま使っていますよ、鉱山なんかで。ただし、鉱山が自分でつくるぐらいで売っちゃいかぬということを言っている。火薬産業に大きな利害問題が出てくるからね。
○稲富委員 それからいま一つお尋ねしたいのは肥料なんかの問題に対してはあっせんの労をとっておるとおっしゃっておるのでありますが、最近聞くところによりますと、私もこれは専門家でございませんのでわかりませんが、ノリの生産に必要な肥料に、硝酸アンモニアじゃないかと思うのでありますが、硝安というのがあるのであります。これが非常に繁殖にいいというのです。
○森沢政府委員 ノリの養殖に肥料を使うということはかなりわが国でも普及をいたししまいりましたが、硝安というのはおそらく硝酸アンモニウムだと思いますが、硝安をノリに使っているという例は、実は私たちはまだ聞いておりません。
○伊藤政府委員 協同アンホ株式会社は、大館地区の金属鉱山の消費する硝安、油剤、爆薬につきまして、自家消費を目的としてこの会社が設立された、そういういきさつになっておるわけでございます。そういうたてまえからいたしまして、この会社ができますと、当然予定する自分のほうの消費者に直売をすることになるわけでございます。
つまり、硝安と軽油の混合が物理的に完全に、順当に行なわれておる場合には、完爆した場合にはあとガスというものは既存のダイナマイトとそう差異がないじゃないかといわれておるわけです。ところが鮮度が落ちてくる、そうなると油の部分が蒸発するかまたは浸出するか、こうなると、どっちが逆になった場合でもあとガスが出てくることは常識になっておるわけです。
硝安と軽油と九四対六の割合で物理的に混合したならば、そのまま爆薬になり得る性質を持っておるわけです。したがって、原価もこれはやはり従来の火薬の半分以下になるわけですね。これはアメリカ等は一キロ当たり四十円だそうです。そうなれば五分の一どころか六分の一の値段で爆薬というものは使用ができるようになるわけです。
つまりそれがアンホといいまして、通産省の軽工業局では、硝安油剤爆薬というように名前をつけたようでありますけれども、このアンホと既存の火薬をめぐって産業火薬界と、あるいはそれを使用する土木、あるいはまた石炭、非鉄金属工業等の間に相当価格の問題等をめぐって紛争が起きておる、こういうことを聞いておるわけであります。
それから断層切関係というような硝安系の安全爆薬については一・五%までとなっております。そのときは特別に保安係員のほかに、立ち会いという上席の保安係員がつきまして、十分注意して係員を二人つけまして一・五%までは使用しております。
その次に、二ページでございますが、いまの「窒素肥料の需給」をさらに分けましてアンモニア系窒素肥料、今度の法律でも特に対象となっておりますアンモニア系だけを取り上げますと、硫安、尿素、塩安、高度化成、硝安その他、ア系合計、一番下の欄でございますが、二十九年が、生産が二百五十三万トン、内需が百九十七万トン、輸出が五十二万トン、輸出が二割でございます。
○松岡(亮)政府委員 政令で定められるものは、尿素あるいは塩安、硝安、場合によっては過燐酸、カリ等もきめていくこともあると思います。
○説明員(小西千賀三君) ただいま御質問いただたました肥料の種類でございますが、窒素肥料といたしましては、御承知のように、硫安、それから尿素、それから塩安、それから両度化成、それから硝安そういうふうな分類がございまして、硫安の中には製造法で分けまして、合成硫安とこう申しておりますのは、直接硫酸とアンモニアをくっつけまして化学的に合成されるものを合成硫安と称しておりますけれども、そのほかにアンモニアを
それから硝安は、一方アンモニアを酸化して硝酸にし、アンモニアをくっつけて硝安にいたしておりますが、それぞれのおもな特徴は、硫安には硫酸が入っておりますが、一方肥料になりますのはアンモニアでございます。
福住炭鉱は常時二百七十名から三百名の労務者を擁し、月産約一万一千二百トンの出炭をいたしており、掘進には火薬を使用し、その種類は安被付二号黒鷹硝安爆薬及び六号電気雷管を使用して、一日約二・八メートルの進行度を持っております。また四片左十番層払はピック採炭で払面長は五十四メートル、傾斜四十三度、稼行丈〇九メートルないし一メートルで、一日の出炭量は百四十トンくらいの払であります。
で、その際、マル公のあります硫安ばかりではございませんで、尿素であるとか、塩安であるとか、それから硝安であるとか、複合肥料であるとか、そういうものも入れまして、そういうものにつきましては七月三十一日までは運賃値上がりの全然影響を与えない、こういうことで参りましたわけでございまするが、八月以降におきましては、新しい肥料年度に入りまするので、その価格の算定につきまして、いろいろ運賃をどういう工合に扱うかという
いわんやそれにかてて加えて、今度一そうカルテル行為が強化されるということに和なりました場合に、はたしてメーカーは内地の農民にかぶせておりました多くの犠牲をだんだん少なくする傾向にあるか、そうでないかといえば、私はむしろドイツの硫硝安などとの国際プライスの関係、あるいは輸出競争、入札競争の関係でますます内地の農民に背負わせる負担は多くなるではないか、かように思うわけでございます。
同時にオネスト・ジョン自体についても、いわゆる硝安爆薬換算にいたしまして相当大きなものであったものが、最近は非常に小さなものも作られつつあるという形で、通常兵器化しておる。そういう意味からいって、日本の地理的条件等からするならば、理論的な憲法上の解釈の問題としては、すべてが違憲であるという観点には私どもは立ちません。
今のはアンモニア系肥料のトータルを申し上げましたが、その内訳は、今の資料で硫安、尿素、塩安、硝安、流儀安その他ということになりまして、(2)の表では三十三年度の数字の、今の硫安、尿素、塩安、硝安、硫燐安その他の内訳を書いておるのであります。石灰窒素は、同様の表で見ていただきますように、三十二肥料年度は四十五万五千トンの生産でありまして、四十万五千トンの内需がありました。